パーテーションの欄間は空けるか空けないか?2種類の特徴を徹底解説

   
パーテーションの欄間は空けるか空けないか?2種類の特徴を徹底解説

天井まで覆うように設置をする施工型パーテーションを選ぶ時には、「欄間(らんま)」に注目する必要があります。

欄間とは、パーテーションの上部にあたる部分を指します。パーテーションの上部と天井に隙間があるタイプを「欄間オープン」、隙間がないタイプを「欄間クローズ」といいます。

それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらが優れているということはありません。しかし、オフィス環境やパーテーションの利用目的に合ったタイプを選ばないと、不便さを感じてしまうことがあります。

本記事では、「欄間オープン」「欄間クローズ」のパーテーションの特徴の違いについて解説をしていきます。

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欄間オープンのパーテーションの特徴

欄間オープンタイプ

欄間オープンタイプ

パーテーションの上部(欄間部分)が空いているタイプです。部屋を仕切ってもある程度空気の循環があるため、区画内にエアコンを増設しなくてもよい場合があります。そのため、結果的に工事費用が抑制できるというメリットがあります。

ただし、どの程度空気が循環するかは隣接した区画に設置されたエアコンの位置や能力、欄間の空いた高さによっても変わります。隣の区画のエアコンを共有できるほどの空気の循環が見込めなかったり、防音性(遮音性)がないために隣の区画で話している会話が聞こえてしまったりというデメリットがあります。

またエントランスに設置するパーテーションの場合、欄間部分から外部の侵入を許してしまう場合があります。侵入防止バーを後付けすることや監視カメラを設置するなど十分なセキュリティ対策が必要です。

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パーテーションのセキュリティ対策に関しては「オフィス入口のパーテーションに施すべき3つのセキュリティ対策とは」で解説していますので、参考にしてください。
欄間オープンタイプ

欄間クローズのパーテーションの特徴

欄間クローズタイプ

欄間クローズタイプ

天井までパーテーションで区切られており、欄間が空いていないタイプです。防音性(遮音性)が高く、セキュリティ性があるために会議室やオフィスのエントランスなどのパーテーションに適しています。

ただし、天井まで完全に仕切られた欄間クローズタイプのパーテーションで区切られた部屋は、新しく設置した部屋と見なされることがあります。そのため「消防署へ届け出」が必要になります。

場合によっては、パーテーションの設置位置が制限されたり、消防設備(火災報知機・煙探知機・スプリングクラー・排煙窓など)の増設が求められます。

またエアコン等の空調設備が新たに必要になりますので、結果的に工事費用がかさんでしまう傾向があります。

欄間クローズタイプ

以上の2タイプの他に、欄間開閉タイプというものもあります。欄間を使用用途によって開閉することができますので非常に便利です。欄間オープンがクローズ、どちらか迷った時には検討してみてもよいかもしれません。

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欄間クローズにした場合の費用や工事に関するよくある質問をまとめていますので是非ご覧ください!「パーテーションの欄間に関するよくある質問はこちら

工事費用や利用ニーズに合わせたパーテーション選び

「欄間が空いているタイプ」(欄間オープン)、「欄間が空いていないタイプ」(欄間クローズ)、どちらのタイプにもメリット・デメリットがあり、設置にかかる工事費用も違ってきます。

また、パーテーションを設置する際には、ビル管理会社との確認作業や消防法の確認など、注意をしなくてはならないこともたくさんありますので、どんな目的でその空間を作りたいのかを明確にして専門業者と打合せを行いましょう。

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なおパーテーションには、工事が不要で誰でも簡単に設置できるタイプもあります。コストを抑え、できるだけ手軽に設置したいという方は「4種類のパーテーションから考える、自社に合った選び方とは?」の記事を参考にしてみてください。

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