Number #02

2つの森でつながる
活気あふれる健康オフィス

Introduction
イントロダクション(背景)

オフィスに求められる役割が、大きく変わってきています。かつては「仕事をする場所」という意味合いが中心でしたが、今では「人とつながる場所」としての価値が重要視されています。特にコロナ禍を経て、実際に会って話すことの大切さが、改めて見直されました。

そのような中で注目されているのが「健康経営」という考え方です。社員の健康を会社の大切な資産として考え、働きやすい環境づくりを進めることで、仕事の効率や意欲が高まり、結果として会社の成長にもつながります

このプロジェクトでは、そうした新しい時代に対応するオフィスづくりを行いました。オフィス全体を「森」に見立てるデザインコンセプトを採用し、エントランスから執務スペース、会議室まで、それぞれの空間に「森」の要素を取り入れることで、五感に心地よい環境を創り出しています。

デジタル化が進む現代だからこそ、自然を感じられる空間の価値が高まっています。木々のぬくもり、柔らかな光、心地よい音環境など、自然の豊かさを感じられる空間づくりは、働く人の心と体の健康をサポートします。本プロジェクトでは、最新のオフィス機能とこうした自然の要素を組み合わせることで、新しい働き方の可能性を広げています。

Issue
課題・目的・テーマ

本案件の課題

  • テレワークやペーパレス化が進む中、オフィス内でスペースの無駄が生じている。
  • 収納や会議室など、現状のスペース配分が変化する働き方に合っていない。
  • 同居する2社間の共用エリアが点在しており、コミュニケーションが取りづらい。

今回のリニューアルで実現・改善したいポイント

  • 働き方の見直し後の「余剰スペース」を見直し、有効活用する。
  • 2社間の緩やかな区切りを設けつつ、連携を促進する空間設計とする。
  • 自然の要素を取り入れたクリエイティブなデザインで社員の健康と生産性の向上を図る。

Solution
ソリューション(解決方法)

Step1.コンセプト設計

解決方法|Step1 コンセプト設計

コンセプト : 「2つの森でつながる活気あふれる健康オフィス」

エントランスからリフレッシュスペースまで「森」をテーマにデザインし、自然の中を歩いているような体験を実現しました。この空間設計により、社員が快適に過ごし、健康的に働ける環境を提供します。

エントランスとリフレッシュスペースを2つの大きな森に見立て、これらの森をつなぐことで、オフィス全体に開放感と一体感を生み出しています。エントランスからリフレッシュスペースまでの動線は、まるで森林浴をしているような心地よさを感じられます。床材には木目や緑を採用し、視覚的に自然を感じられる工夫を施しました。

さらに、オフィス全体に植物を配置し、自然の温かさと癒しを演出するとともに、音響デザインにはサウンドマスキングを導入し、静かで心地よい森の雰囲気を再現しています。また、カラフルで快適な家具を選定することで、明るく活気のある空間を実現しました。

リフレッシュスペースには、身体を動かせる仕掛けを取り入れています。社員が軽い運動やストレッチを行える場を設け、心身のリフレッシュをサポート。全体のデザインを通じて、働く人々が健康的かつ快適に過ごせるオープンオフィスを目指しました。

Step2.ゾーニング・動線計画

Step2.ゾーニング・動線計画

近年のオフィスでは、従来の固定的な空間から、より柔軟で多様な働き方に対応できる環境が求められています。特に、ペーパレス化の進展や在宅勤務の普及により、オフィス空間の使われ方は大きく変化しました。そのため、既存の空間構成を見直し、現在の働き方に適した場所へと再構築することが重要になっています。

本プロジェクトでは、まず不要になったスペースを特定することから始めました。その上で、新しい働き方に必要な機能を検討し、適切なゾーン分けを行いました。さらに、それぞれのゾーンを効果的につなぐ動線計画を立案しました。この3段階のプロセスにより、社員が快適に働ける環境づくりを目指しました。

以下では、各段階での具体的な取り組みについてご紹介します。限られた空間を最大限に活用し、機能的で快適なオフィスを実現するためのアプローチをご紹介します。

ステップ1. 不要になったスペースの洗い出し

見直したことで削減できることが分かったスペース

① 収納スペース ② 更衣室 ③ 会議室

オフィスの最適化を進める第一歩は、不要なスペースの特定です。本プロジェクトでは、ペーパレス化や働き方の変化に伴い使用頻度が低下したスペースを見直しました。具体的には、文書のデジタル化により広い収納エリアが不要になった点や、利用率の低い更衣室、会議室などを精査しました。その結果、一部のスペースが現状の業務ではほとんど活用されていないことも分かりました。

不要なスペースの洗い出しは、オフィス構築において既存の課題を明確にする重要なプロセスです。働き方の変化に合わない空間を特定し、それらをどう活用するか検討を重ねました。例えば、収納エリアや会議室の一部をリフレッシュスペースやコラボレーションエリアへ転換することにしました。

このように働き方の変化によって不要になったスペースを見極め、新たな用途への転換を図ることで、オフィス全体の利用価値を高める土台が整いました。より機能的で快適なオフィスづくりへ向けた第一段階が完了しました。

ステップ2. 働き方・業務内容に沿った必要なスペースの整理

ステップ2. 働き方・業務内容に沿った必要なスペースの整理

次のステップでは、働き方や業務内容に合わせて必要なスペースを整理しました。まずエントランス、執務スペース、会議室、リフレッシュスペース、倉庫の5つの主要なゾーンを明確化し、それぞれのスペースに具体的な要件を設定しました。

エントランスは、訪問者を迎えるための開放的なデザインを採用。執務エリアでは、2社の業務内容を考慮し、それぞれのエリアを緩やかに区分けしました。社員同士が自然に行き来できるようにしながら、集中できる環境も確保しています。

会議室エリアは、情報漏洩防止の観点から、社員専用の部屋と外部利用可能な部屋を分けて配置しました。

リフレッシュエリアは執務スペースから適度な距離を確保し、においや音への配慮を行いました。また、これまで点在していた倉庫機能を1か所に集約することで、使いやすい環境を実現しました。

業務内容と社員の要望を反映したゾーニングを行うことで、機能的で快適な空間が生まれました。

ステップ3. 動線を考えながら各スペースを配置

動線を考えながら各スペースを配置

最後のステップでは、各スペースの配置を検討しました。特に重視したのは、動線のスムーズさと利便性です。社員が快適に移動でき、業務がスムーズに進められる動線計画が、この段階での重要なポイントとなりました。

エントランスから執務エリア、リフレッシュスペースまでの自然な動きを重視し、各エリアを配置。執務エリアとリフレッシュスペースは一定の距離を設けることで、気持ちの切り替えがしやすい設計としました。リフレッシュスペースはオフィスの端に配置し、においや音が他のエリアに影響しないよう配慮しています。

また、動線上にはファミレス席やカフェテーブルを配置するなど、自然と人が交わりコミュニケーションが生まれる工夫を施しています。この設計により、動線計画にも交流を促進する仕掛けが取り入れられています。

これまで分散していた物品管理の場所は一区画に集約し、必要な備品へのアクセスを向上させました。セキュリティ面では、外部訪問者と社員の動線を分離し、情報漏洩リスクの低減を図りました。また、執務エリア内の収納やコピー機は、動線を妨げない場所に配置することで、業務の流れを円滑にしています。

このような動線計画と機能の集約により、業務効率と快適性を両立する空間が実現しました。

STEP3.レイアウト設計

オフィスのレイアウト設計は、社員の効率的な業務遂行と快適な職場環境を両立させるための重要なプロセスです。特に近年は、コミュニケーションの活性化と集中できる環境の確保という、相反する要求に応える設計が求められています

レイアウト設計では、業務内容や社員の行動パターンを丁寧に調査し、考慮することが重要です。本プロジェクトでは、この考えに基づき、ペーパレス化によって生まれた余剰スペースの有効活用を考えることから始めました。次に、業務に集中できるエリアと自由なコミュニケーションが可能なエリアを適切に分離しました。さらに、社員と来訪者の動線を区分けすることで、セキュリティ面にも配慮しました。

以下では、これら3つの重点施策について、具体的な取り組みをご紹介します。必要な機能を満たしながら、社員の働きやすさを追求したレイアウト設計が、オフィスの活用を最大化する鍵となります。

① 印刷物・書類の削減によってできた余剰スペースを有効活用する

収納スペースは業務に必要な分だけ確保し、余剰スペースを有効活用することが重要です。本プロジェクトでは、ペーパーレス化により不要となった収納エリアを見直しました。その結果、新たに生まれた空間を異なる用途へと転換することができました。

ペーパレス化により生まれた余剰スペースを活用し、新たにカジュアルなコミュニケーションスペースを設けることができました。カフェテーブルや椅子を配置することで、社員同士がリラックスしながら会話や相談ができる場を提供しています。こうしたスペースは、自然な交流を促進し、部門間の垣根を超えたコミュニケーションを生み出します。また、設置する家具には軽量で移動しやすいものを選び、必要に応じてレイアウトを変更できる柔軟性も確保しました。さらに、リフレッシュスペースを拡張することで、より充実した休憩環境を実現しています。

収納エリアの見直しにより執務スペースにもゆとりが生まれ、より快適な環境を実現しています。このように、ペーパレス化を機に余剰スペースを活用することで、オフィス全体の利便性が向上しました。

② 騒音を抑えるために執務エリアとコミュニケーションの場を分離する

騒音を抑えるために執務エリアとコミュニケーションの場を分離する

集中できる環境を作るためには、騒音対策が欠かせません。近年、コミュニケーションの活性化が求められる一方で、執務スペース内の会話が業務の妨げになるという課題も指摘されています。本プロジェクトでは、この相反する要求に対応するため、コミュニケーションスペースの配置を慎重に検討しました。

コミュニケーションエリアでは、社員同士の活発な会話が生まれます。そのため、執務スペースと距離を保つことで、業務に集中したい人への配慮を行いました。執務スペース内のコミュニケーションスペースは最小限に抑え、必要なデスクを配置した後の余剰スペースにカフェテーブルを設置。さらに、執務エリアから壁を隔てた場所にファミレス席を3席設けています。また、サウンドマスキングを導入し、音漏れをさらに軽減する工夫も施しました。こうした対策により、執務エリアでは静かな環境を維持しつつ、コミュニケーションエリアでは自由で活発な交流を促進しています。

このように、静かな執務エリアと活発な交流が生まれるコミュニケーションスペースを分離することで、集中と対話の両立を図りました。

③ 来訪者と社員の動線を分離してセキュリティを確保する

来訪者と社員の動線を分離してセキュリティを確保する

外部訪問者と社員の動線を分けることは、セキュリティを確保するうえで重要です。本プロジェクトでは、この動線分離を明確に行い、情報漏洩リスクを低減するレイアウトを採用しました。

具体的には、エントランスから会議室までの来訪者専用の動線を設けることで、執務エリアへのアクセスを制限。社員の作業スペースへの立ち入りを防ぎ、重要な情報資産を保護しています。一方、社員専用の動線も確保し、会議や業務中の移動がスムーズに行えるよう配慮しました。

セキュリティに配慮しながらも、動線の分離と効率的な配置を組み合わせることで、安全性と利便性を両立し、社員間のコミュニケーションを活発に行えるエリアを設置しました。

Design & Interior
オフィスデザイン・インテリア

「自然と融合した健康的なオフィスで働く人々を支える空間」

自然の要素を効果的に取り入れたオフィスデザインにより、働く人々の心身の健康と活力を引き出す空間を実現しました。無駄なスペースの解消と働きやすさの向上を図り、「2つの森でつながる活気あふれる健康オフィス」として、新しい働き方を支える環境を創り出しています。

以下では、エントランスから執務エリアまで、各スペースのデザインコンセプトや機能、設計意図についてご紹介します。それぞれの空間がどのように働く人々をサポートし、快適なオフィス環境を実現しているのかをお伝えします。

エントランス : 「森の入口」をテーマに植物やサウンドマスキングを導入

エントランス : 「森の入口」をテーマに植物やサウンドマスキングを導入

エントランスは「森の入口」をテーマにデザインしました。壁面の緑化や植物の配置により、自然の温かみを感じられる空間づくりを行いました。サウンドマスキングとして川のせせらぎや森林音などの自然音を流すスピーカーを導入しました。これにより、静けさと心地よさが共存する空間を実現しています。

天井をグリーンに塗装し、暗めの空間を活かしたライトアップで植物を印象的に演出。訪問者を迎えるための白いタイル壁と、苔をイメージしたカーペットが、森の入り口らしい表情を生み出します。訪問者には印象的に、社員にはリラックスできる場として機能する、二つの顔を持つエントランスです。

会議室A(あさつゆ) : 森の朝露をテーマにした爽やかな会議室

会議室A(あさつゆ):森の朝露をテーマにした爽やかな会議室

会議室Aは「森のあさつゆ」をテーマに、ブルーを基調にデザインしました。セージカラーの椅子としずくをイメージしたペンダントライトが、朝露に輝く森の情景を表現します。壁面には白樺の木立をモチーフにした柄を採用し、床材にはグレーのカーペットを敷き詰めることで、清々しい朝の森の雰囲気を演出しています。

8名収容の広さを確保しながら、落ち着きのあるブルーで集中力を高める工夫を施しました。静けさと開放感が調和した空間で、朝の会議や打ち合わせに最適な環境を提供しています。

会議室B(ひるさがり) : 木漏れ日あふれる森の温かな集いの間

会議室B(ひるさがり):木漏れ日あふれる森の温かな集いの間

会議室Bは「森のひるさがり」をテーマに、イエローを基調にデザインしました。イエローの椅子とグレーの壁面が織りなす明るい空間は、太陽の温かさを感じさせます。壁面には白樺の木立をモチーフにした柄を採用し、床材には温かみのある木目模様を取り入れることで、陽光に包まれた森の雰囲気を表現しています。

8名収容の広さを確保しながら、丸みを帯びた暖色系のペンダントライトが柔らかで温かな光を投げかけ、心地よい空間を演出します。活発な議論やクリエイティブな発想が自然と生まれる環境を提供しています。

会議室C(ゆうやけ) : 夕暮れの森が織りなす穏やかな語らいの場

会議室C(ゆうやけ):夕暮れの森が織りなす穏やかな語らいの場

会議室Cは「森のゆうやけ」をテーマに、オレンジを基調にデザインしました。テラコッタカラーの椅子と夕焼けを思わせる壁面が、温かみのある空間を創出します。壁面には白樺の木立をモチーフにした柄を採用し、床材も温かな色調で統一することで、夕暮れ時の森の穏やかな雰囲気を表現しています。

8名収容の広さを確保しながら、琥珀色に輝くペンダントライトが柔らかな光を投げかけ、落ち着きのある空間を演出。リラックスした雰囲気の中で、充実した議論が展開される環境を提供しています。

会議室D(ほしぞら) : 星空煌めく森の静謐(せいひつ)な語らいの場

会議室D(ほしぞら):星空煌めく森の静謐(せいひつ)な語らいの場

会議室Dは「森のほしぞら」をテーマに、紺を基調にデザインしました。天井に散りばめた小さなペンダントライトは夜空の星をイメージ。ベージュの椅子と紺色の壁面のコントラストが、夜の森の神秘的な雰囲気を醸し出します。壁面には白樺の木立をモチーフにした柄を採用し、床材も深みのある色調で統一することで、静寂に包まれた森の夜を表現しています。

8名収容の広さを確保しながら、星のように煌めくペンダントライトが幻想的な光を投げかけ、落ち着きのある空間を演出しました。深い集中力が求められる議論に最適な環境を提供しています。

会議室E(パノラマ) : 雪化粧した森が広がる開放的な眺望の間

会議室E(パノラマ):雪化粧した森が広がる開放的な眺望の間

会議室Eは「森のパノラマ」をテーマに、白を基調にデザインしました。壁面いっぱいに広がる雪山の風景と、セージブルーの椅子が印象的な空間を創出します。壁一面に描かれた雪をまとった山々のグラフィックは、大自然の壮大さを感じさせます。コーポレートカラーを所々に取り入れることで、企業らしさも程よく表現しています。

12名収容可能な広さを確保し、6名用のテーブルを2セット配置。空間を柔軟に活用できる設計としました。明るく清潔感のある白を基調としながら、山々のシルエットが醸し出す奥行きのある空間で、視野を広げた活発な議論を促す環境を提供しています。

リフレッシュスペース : 「森の公園」が誘う、遊び心あふれる寛ぎの空間

リフレッシュスペース:「森の公園」が誘う、遊び心あふれる寛ぎの空間
リフレッシュスペース:「森の公園」が誘う、遊び心あふれる寛ぎの空間
リフレッシュスペース:「森の公園」が誘う、遊び心あふれる寛ぎの空間

リフレッシュスペースは「森の公園」をテーマに"park lounge"と名付けました。執務室との境目に大きなパークエリアを設け、自由でくつろぎのある空間を創出しています。緑あふれる芝生のような床材や木々の配置が、都会のオフィスに森の公園を出現させます。

天井には深みのあるグリーンを採用し、執務エリアとの境界を明確に。この視覚的な区分けにより、ここに足を踏み入れた時から自然と気持ちの切り替えができる工夫を施しています。寛ぎのソファや可動式の家具を配置し、寝転んで談笑したり、ストレッチポールで軽い運動をしたりと、思い思いの過ごし方ができる場所です。

既存の家具を活かしたレイアウトは、将来的な変更にも柔軟に対応が可能。社員の心身のリフレッシュを促す、オフィスの中の森の公園として機能しています。

執務スペース : コーポレートカラーで緩やかに区分けされた統一感のある執務空間

執務スペース:コーポレートカラーで緩やかに区分けされた統一感のある執務空間
執務スペース:コーポレートカラーで緩やかに区分けされた統一感のある執務空間

執務スペースは、コーポレートカラーである青と緑を基調に、落ち着きのある空間を創出しました。床材の柄や色調の変化で2社のエリアを緩やかに区分けしながら、社員同士が自然に行き来できる動線を確保。この緩やかな境界線が、部門間や会社間の自然なコミュニケーションを生み出します。

デスクは固定席を基本としつつ、共有スペースを要所に配置することで、多様な働き方に対応しました。インディゴブルーやセージグリーンの椅子が、それぞれの会社のアイデンティティを表現しながら、全体としては統一感のある落ち着いた雰囲気を醸し出しています。社員一人ひとりの集中を支えながら、活発な交流も促す、バランスの取れた執務空間を実現しています。

通路・ファミレスエリア : 移動のしやすさと交流を考慮した動線設計

通路・ファミレスエリア:移動のしやすさと交流を考慮した動線設計
通路・ファミレスエリア:移動のしやすさと交流を考慮した動線設計

通路とファミレス席は、スムーズな移動とカジュアルな交流を両立する場として設計されています。通路は各エリアへの自然な動線を確保しながら、壁や天井のグリーンカラーで森の中を歩くような心地よさを演出しています。

ファミレス席は通路に沿って配置され、気軽な打ち合わせや休憩に活用できるスペースとして機能します。ベージュのソファとナチュラルカラーのテーブルが、リラックスした雰囲気を作り出します。執務エリアからは適度な距離を保ち、集中を妨げない配置とし、打合せのしやすいよう壁の一部をホワイトボード仕様としました。

効率的な動線とカジュアルな打合せスペースを組み合わせることで、自然な出会いと交流が生まれる場を実現しています。

プロジェクト概要

オフィス面積 1000m²
社員数 90名
業種 情報通信業
  • 健康経営
  • ペーパレス化
  • 出社したくなるオフィス
  • 改装
  • リニューアル
  • オフィスデザイン
  • オフィス設計
  • 事例
これでいいではなく、これがいいオフィスづくり

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