オフィスレイアウトで管理職のベストな座席配置とは?ポイントを解説

 
オフィスレイアウトで管理職のベストな座席配置とは?ポイントを解説

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オフィスレイアウトで管理職の座席配置を重視すべき理由

オフィスレイアウトで管理職の座席配置を重視すべき理由

管理職の座席配置は、チームのパフォーマンスやセキュリティ管理などに大きな影響を与えます。
まずは、オフィスレイアウトにおいて管理職の座席配置を重視すべき3つの理由を解説します。

プレッシャーを感じる社員に配慮するため

管理職の視線は、時に社員にとって大きなプレッシャーとなることがあります
管理職の目が行き届く配置を考えることは大切ですが、特定の社員が監視されていると感じてしまうような配置は、避けなければなりません。
例えば、管理職と社員の席が向かい合っている場合、社員は常に管理職からの視線を感じ、緊張して本来のパフォーマンスを発揮できなくなるおそれがあります。
社員が負担やストレスを感じることがないように配慮することが大切です。

社員とのコミュニケーションをとりやすくするため

管理職と社員の座席配置は、コミュニケーションのとりやすさに直結します
業務を行う中で、社員が管理職の指示を仰いだり、相談したりする場面は少なくありません。
管理職から社員に声をかける必要がある場合もあるでしょう。
しかし、管理職と社員の座席が物理的に遠いと、それだけでコミュニケーションをとりにくくなります。

また、どちらかが電話や打ち合わせをしているといった細かい状況を把握できなければ、座席まで向かっても待機したり、無駄足になったりする可能性もあります。
お互いに気軽な相談ができないと、確認がおろそかになって後々トラブルになりかねません。

経営や人事に関する機密情報を守るため

企業が持つ重要な情報の漏洩を防ぐためにも、管理職の座席配置は慎重に検討する必要があります。
管理職は、経営や人事に関する重要な情報を扱うことが多くあります。
中には、社員に見せられないデータもあるでしょう。
社員に余計な情報を見せないことは、情報を守るという観点からも、社員に不要な情報を開示しないという観点からも大切です。
操作しているパソコンの画面や、扱っている書類の内容などが周囲の目に入ってしまうような配置は避ける必要があります。

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オフィスレイアウトの種類と管理職の座席配置例

オフィスレイアウトには、対向型や背面型など、さまざまな種類があります。
ここでは、それぞれのレイアウトの特徴と、管理職の座席配置例を紹介します。

対向型

対向型は、デスクを向かい合わせて配置するオーソドックスなオフィスレイアウトです。
部署やチームごとにデスクをまとめることが多いため、1つのまとまりを島に見立てて島型レイアウトとも呼ばれます。

対向型のオフィスでは、管理職を島の端に配置するのが一般的です。
向かい合わせに配置した社員のデスクと90°になるよう管理職のデスクを配置し、島全体を見渡せる構造になっています。
向きが異なるため、社員からは管理職のデスク上が見えにくく、プライバシーを確保しながら適切な管理を行えるでしょう。

なお、島の端は2ヵ所ありますが、管理職の座席をメイン通路の反対側に配置するようにします。
ほかの社員が背後を行き来する場所を避けることで、情報漏洩を防げるためです。
また、社員が管理職の座席の横に立って会話をする際も、ほかの社員の通行を妨げません。

背面型

背面型は、デスクを背中合わせに配置するレイアウトです。
オフィスの壁側にデスクを配置したり、デスクの間をローパーテーションで区切って配置したりします。
目の前は壁やパーテーション、振り向くとチームメンバーが後ろ向きに座っているという形になります。
プライバシーの確保とコミュニケーションのとりやすさを両立したレイアウトです。

背面型のオフィスでは、管理職の座席は島の端に配置することもあるものの、社員の座席と独立させて設置する例も多く見られます。
後者の場合、社員の座席配置に応じて、全体を見渡せる少し離れた場所に設置します。
社員の座席とは離れた場所に、管理職の座席だけを独立させて設置するといった方法も有効です。
いずれにせよ、セキュリティ上、社員に背中を向けた状態にならないように配慮する必要があります。

並列型

並列型は、すべてのデスクを同じ方向に配置するレイアウトです。
学校の教室や講義室などをイメージするとわかりやすいでしょう。
並列型のレイアウトは、コールセンターやデータ入力など、個人の業務に集中する場合に適しています。

並列型のオフィスでは、管理職はチームの最前列または最後尾に配置するのが一般的です。
どちらの場合でも、社員のほうを向いて配置されます。
全体を見通し、必要に応じて指導やサポートがしやすい配置を選ぶことが大切です。

フリーアドレス型

フリーアドレス型は、個人のデスクを固定しないレイアウトです。
座席をランダムに配置したり、ブース席やカウンター席など、座席の種類に幅を持たせたりすることも多く、その日の気分や取り組む業務の内容に応じた座席を選択できます。

フリーアドレス型の場合は、管理職の座席を固定するか、流動的にするかをあらかじめ決めておく必要があります。
管理職の座席を定めない運用も可能ですが、固定するメリットのほうが大きいでしょう。
管理職の座席を決めておくことで、社員が相談したいときなどに探す手間が省けます。
また、座席が決まっていれば、在否を一目で確認することも可能です。

集約型

集約型とは、管理職の座席を1ヵ所にまとめ、ほかの社員とは異なる場所に配置するレイアウトです。
管理職の座席は、チームの様子を確認しやすいよう、オフィスの中央に配置する場合が多いでしょう。
社員の座席は、管理職とは別の島に配置されます。

管理職の座席をまとめることで、管理職同士の連携をとりやすくなります。
組織全体の指揮系統を強化することにもつながる配置です。
社員も、管理職とある程度の距離を保てることから、のびのびと仕事をしやすくなります。
ただし、集約型は対向型などに比べて広いスペースが必要です。

オフィスの効率を上げる管理職の座席配置のポイント

管理職の座席配置を検討するのであれば、オフィス全体の作業効率とセキュリティレベルを改善したいものです。
そのために留意したいポイントを、5つご紹介します。

① 管理職と社員との適切な距離を意識する

管理職の座席配置を検討する際は、社員との距離に配慮することが大切です。
近すぎると社員がプレッシャーを感じてパフォーマンスの低下を招くおそれがあり、遠すぎると管理職が社員の様子を確認できなくなります。
物理的な距離を適切に調整することで、双方が働きやすい環境を作ることができるでしょう。

② 社員からのアクセスの良さを重視する

管理職の座席は、社員からアクセスの良い場所に配置するのがポイントです。
社員の動線上に管理職の座席を配置しておけば、ちょっとしたことでも気軽に相談しやすくなります。
例えば、社員が利用するキャビネットの近くに管理職の座席があれば、席を立った際に声をかけやすくなるでしょう。
コミュニケーションのとりやすさを意識することで、チーム内で生じた課題にすみやかに対応できます。
また、小さな悩みを取りこぼすことなく解消していくことで、全体の業務効率向上を見込めます。

③ 管理職のプライバシーを確保する

管理職の座席配置を検討するにあたっては、プライバシーの確保に努める必要があります
管理職の業務資料には、社員の目にふれるのが不適切なものが少なくありません。
コミュニケーションのとりやすさは確保しながら、外部からの視線にさらされない座席配置を意識しましょう。
デスクの向きを調整したり、パーテーションを設置したりするといった工夫が求められます。

④ ミーティングスペースが近くにある

管理職の座席近くに、ミーティングスペースを設置するのもおすすめです。
管理職は、社員からの相談を受けたり、打ち合わせをしたりする機会が多くあります。
座席でやりとりすることもできますが、簡易的な打ち合わせ用テーブルなどを設置しておけば、資料を共有するのもスムーズになり、管理職のデスク上を無闇にのぞかれることもありません。

⑤ 部署間の連携を考慮する

オフィス全体の効率を上げるためにも、各部署の管理職同士が行き来しやすい座席配置を心掛けましょう
ほかの部署のリーダーと連携をとることも、管理職の重要な業務のひとつです。
チーム内だけでなく、部署間のコミュニケーションをとりやすくすることで、組織全体の協力体制を強化できます。

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旧来の常識にとらわれないオフィスレイアウトのトレンド

旧来の常識にとらわれないオフィスレイアウトのトレンド

オフィスレイアウトのトレンドは、時代によって移り変わっています。
管理職の座席配置も例外ではありません。
旧来のオフィスとは異なる、管理職の座席配置のトレンドについて紹介します。

上座・下座にこだわらない

旧来のオフィスレイアウトでは、上座を意識して奥まった所に配置されることの多かった管理職の座席ですが、近年ではその傾向が薄れています。
下座にあたる出入口付近や、オフィスの中央に管理職の座席を配置することも珍しくありません。
管理職の目が行き届きやすく、社員とコミュニケーションをとりやすい配置がトレンドとなり、実用性や効率性がより重視されているといえるでしょう。

管理職の座席配置は窓際を避ける

窓際は背後からの視線を避けられ、上座にあたることも多い場所です。
しかし、直射日光があたって作業がしにくいという難点があり、近年では管理職の座席を配置しないことが多くなっています。
そもそも、仕事をする場所としてあまり適していないことから、リフレッシュスペースを設置するなど、執務以外のスペースとして活用するのがトレンドです。

パーテーションを多用しない

近年、個人のデスクをパーテーションで区切る配置は、避けられる傾向があります。
パーテーションによって空間がさえぎることが、コミュニケーションの妨げになると考えられるようになったためです。
旧来のオフィスレイアウトでは、特に管理職の座席をパーテーションで区切ることが珍しくありませんでした。

パーテーションには情報漏洩を防ぎ、業務に集中しやすいというメリットがある一方で、コミュニケーションはとりにくくなります。
管理職の座席でも、全体を高いパーテーションで囲むのではなく、デスク上の資料やパソコンの画面が見えない程度の低いタイプを選ぶのがおすすめです。

職種によっても変わる管理職の座席配置

オフィスレイアウトや管理職の適切な座席配置は、職種によっても異なります。
すべての部門で同一の配置を採用するのではなく、業務内容に合った配置であることが大切です。
ここでは、内勤やデスクワークが多い部門と、外勤やテレワークの多い部門、それぞれについて座席配置のポイントを紹介します。

内勤やデスクワークが多い部門

社内でのデスクワークが中心となる管理部門や制作・技術部門では、固定席を設けるのが一般的です。
対向型や背面型、並列型のオフィスレイアウトが適しているでしょう。
その中でも、個人ワークが多い場合は並列型、チームワークが多い場合は対向型など、業務内容に応じてレイアウトのパターンを選択するのがおすすめです。

管理職の座席は、チーム全体の動きを確認できて、必要に応じたサポートや相談対応が可能な位置に配置します。
同時に、部署間の調整が必要となることも多いため、別部署の管理職とのコミュニケーションがとりやすいかどうかについても考えなければいけません。
関連部署は同じ執務エリアにまとめ、管理職同士の席を近くに配置するといった対応が考えられます。

外勤やテレワークの多い部門

外勤が多い営業部門や、テレワークを行う社員が多い部門には、フリーアドレス型のオフィスレイアウトが適しています。
固定席をなくすことで、オフィスの面積を有効活用できるでしょう。

ただし、管理職の席は固定するのがおすすめです。
「出社したタイミングで上司に相談したいことがある」といった際に、上司の席が流動的だと手間取るおそれがあります。
出入口の近くやオフィスの中央などに管理職の座席を配置すれば、ほかの社員が状況を把握しやすく、コミュニケーションもとりやすくなります。

まとめ|管理職も社員も働きやすいオフィスレイアウトを考えよう

オフィスレイアウトは、すべての社員が働きやすいように考慮しなければいけません。
特に、管理職の座席配置は、コミュニケーションの在り方やチームメンバーの業務効率にも関わります。
職種に合った適切なレイアウトを選びましょう。

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