今回のご相談は「パーテーションや造作壁などで囲わずに、お客様を接客する応接室を作りたい」と言うご相談です。現在のオフィスはフリーアドレスを用いており、全体的にオープンなオフィスレイアウトになっています。
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オープンな空間を活かしながらのオフィスを間仕切る方法とは?
オフィスはフリーアドレスを採用してオープンな空間にしていますが、新たにお客様をお迎えするスペースをつくりたいと考えています。オープンな空間イメージは残したいのでパーテーションや造作壁などで間仕切りをせずにスペースを設けたいのですが、どうしたらいいでしょうか
パーテーションや造作壁などを使用せずに間仕切る方法ですと、収納家具を用いて緩やかにスペースを間仕切ってみてはいかがでしょうか。
どういった収納家具でスペースを間仕切るのですか
背丈が低い収納家具(高さ1200mmを目安)でレイアウトすると、視線を遮ることなくオープンな空間イメージを維持したままで緩やかにスペースを間仕切ることができます。
- 扉付きのために収納品が目に触れず、すっきりとした印象に。
- 背板が無くオープンのため開放感があり、ディスプレイ棚としても効果的。
オープンタイプとそうではないタイプでは、大きく印象が違いますね。
間仕切る空間をどのような目的で使用するのか、収納をどう活かすか、デザインや機能を含めて、どちらが適しているかを決めれば良いと思います。
パーテーションや造作壁などを作らずに、収納家具を用いてオフィスを間仕切る際は、その空間の利用法と収納家具のデザインや機能を含めて検討すると良いでしょう。また、背丈がある収納家具(高さ1800mmなど)は壁面のみに設置が推奨されている場合もあります。間仕切りとして使用する際は、背面部の化粧などの見栄えが良く、綺麗に仕上がっているかを確認する必要があります。
- 地震等で転倒する恐れがあるために間仕切りとして使用できるか確認が必要。
- 背板や側板などの仕上げが綺麗に仕上がっていれば、背面も見せることもできます。
収納家具以外でオフィスを間仕切る方法とは?
収納家具を使用して間仕切る方法があることは理解しましたが、それ以外の方法はありますか
ファミリーレストランのボックス席の様に、背面が高いパネルソファなどいかがでしょう
たまに見かけますがパネルソファの使い勝手はどうなのですか
大きなパネルで囲われているため、実際に座ってみるとほどよく視界が遮られ、個室感を得られます。パネルの高さも立ったときには視線は遮らない高さですので、オープンなオフィス空間にも良く馴染みます。
使い勝手も良さそうだし、応接用の家具と間仕切りを兼ねているので、コスト削減もできそうですね。
応接以外にも、適度なセミクローズドの空間ですので、シングルタスクに集中することもでき、多目的に使用できるのも魅力だと思います。
- オフィスを間仕切ることなく、応接スペースを作ることができます。
- 応接室や会議室だけでなく、シングルタスクを行う集中ブースとしても使用ができます。
収納家具で間仕切るのも、パネルソファで間仕切るのも、どちらも良いですね。どういった判断基準で導入したら良いでしょうか。
お客様がいらっしゃることが多いのであれば、収納家具を利用して間仕切って応接家具を設置した方が機能的です。また、お客様だけでなく、同時に社内で利用するスペースとして考えているのであれば、多目的に使えるソファーブースの方が良いかもしれません。
収納家具、パネルソファともに移動が可能な家具ですので、オフィスレイアウトの変更が必要になった際も柔軟に対応することが可能です。フリーレイアウトテーブルなど、固定席を持たないオフィスにおいては自由なオフィスレイアウトが必要な場合があります。その場合はパーテーションなどで間仕切らずに、ご紹介した収納家具やパネルソファを上手く利用することで、オフィス空間を使用目的に応じて区切ることができます。オフィスプランナーは、お客様のご要望にあったご提案をいたしますので、お困りごとがありましたらお問い合わせください。
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