SPECIAL INTERVIEW vol.59
株式会社トーエートレーディング 淵本様・東様｜オフィスデザイン・レイアウト事例
誰もが気軽にコミュニケーションを図れる、活気あるオフィス空間に。
担当営業：N. Matsui / 担当設計・デザイン：M. Goda
事業内容をご紹介ください。
淵本様：トーエートレーディングはメイン事業として、ペットフードやペット用品の輸入卸を手がけています。近年では動物医療事業もはじめました。具体的には、0.5次簡易型クリニックとしてペットの検診を行なうクリニックを運営しています。クリニックの名前でもあるのですが、『人とペットのウェルビーイングを叶える』事をミッションとして『ペットウェル』というブランドを立ち上げています。今後は、自社の獣医師と共に、行動学、栄養学といったペットの様々な領域の専門家や大学との連携による商品サービスを開発する事業者として、成長していきたいと考えています。
オフィスコムに依頼したきっかけや経緯を教えてください。
淵本様：現在、倉庫の一角にオフィスがあり、営業や開発、そして事務が分かれて働いています。オフィスコムさんに依頼したきっかけは、社内のコミュニケーションがしっかり取れるようしたいという想いがあったからです。また、お客様が来社される際の利便性や、動物医療事業で計画するオンライン診療を進める中で、アクセスが良く、倉庫のような広い空間よりも機密性のあるオフィスにしたいと思っていたのもきっかけのひとつです。
さらに、事業の拡大と共に、今後は積極的に採用も行っていく予定があります。アクセスの良い場所で、次世代の優秀な人材を確保したいという想いもあり、本社の移転を決めました。
東様：オフィスの移転が決まってからは、私がやりとりを担当していました。実は、別の会社へ見積もりを依頼していましたが、なかなか見積もりが届かなくて困っていました。図面も移転時期も決まっているのに、着手できないという状況でした。そこで、普段よりお世話になっている設計会社からの紹介で、オフィスコムさんに連絡したところ、そのとき偶然電話に出られたのが、のちに当社を担当してくださる松井さんでした。
施工内容はどのようなリクエストだったのでしょうか？
淵本様：社員同士のコミュニケーションをしっかり取りたいと考えていたので、リクエストは立ちながらでも自然に、気軽に、ミーティングができるような雰囲気にしてほしい、でした。
あとは、機密性です。以前は社長室がなく、書類関係は基本的に私が持ち帰っていました。配慮が必要な会話も筒抜けで、話しづらくて。隠しごとがあるわけではないのですが、すごく気を遣っていましたね（笑）。新しいオフィスには社長室ができたので、気兼ねなく会話ができ、今後モニターを設置する予定で、会議もできるようにと思っています。オフィスに関して後はお任せでした。
こだわった点を教えてください。
淵本様：事務の椅子は長時間座っていても疲れにくい椅子にしてもらいました。営業が使うフリーアドレス用デスクの椅子は座面が硬め。これは長居しないようにという意味です（笑）。
東様：オフィスコムさんの担当の松井さんから提案をいただいたのですが、椅子は部署や用途で変えています。他にはエントランスのドアです。ハイトップで天井までの高さがあるドア。こちらは松井さんから提案いただいたのですが、実は私も「ドアはハイトップがいいな」と考えていて、オーダーで作っていただきました。1番のお気に入りです。
コスト面やオフィスコムの担当者とのやりとりはいかがでしたか？
淵本様：松井さんの第一印象は、おしゃれでカッコイイですね（笑）。あと、黒や白のモノトーンに落ち着きがちな私だったら絶対に選ばないだろう素敵なカラーを提案してもらえるなど、さすがプロだなと思いました。また、以前のオフィスが倉庫ということもあり、今回は”ブルックリン風”というイメージで、黒のスチールなどを組み合わせながら、うまく表現していただきました。
東様：初めてオフィスコムさんへ連絡をした際、電話対応されたのが松井さんでした。見積もりを早く出していただけて、一気に話が進みましたね。松井さんで本当に良かったです。コストも「この金額なら大丈夫。社長にOKをもらえる」と言えるものだったので安心しました。あとは営業でありながら図面も描ける方なので、お願いするとパッと描いて出してもらえました。毎回設計へ依頼・確認、となると時間もかかりますが、非常にレスポンスが早くて助かりました。
担当者からの提案はいかがでしたか？
淵本様：新しいオフィスを使うのは、今のところ15人ほどの予定ですが、30人は入れる広さです。デザインを含めて、若手社員が増えることなども見越して提案していただけたのは良かった思います。ガラス張りの会議室や椅子も他と違っていてカッコイイですよね。
東様：デザイン的なこともそうですが、松井さんの感性で提案していただけたことが良かったです。三方をパーテーションで区切られている「集中できるスペース」の提案もいいなと思いました。ちょうどオンライン診療を計画しているところで、大事なメールを作成したいときなどにも使えそうです。
苦労した点や反省点などはありますか？
東様：変更をお願いすることが結構ありました。私たちの苦労というより、松井さんにいろいろとご無理を聞いてもらったと思います。でも、松井さんは図面が描けるので、「ここのパーテーションを取ってほしい」など、細かなやりとりを設計の方を通さずに直接できたことが良かったですね。リモートで画面共有しながら打ち合わせできたため、コミュニケーションエラーもなくスムーズでした。
今後どう活用していきたいですか？
淵本様：新しいオフィスから社員同士のコミュニケーションが増えて、情報共有をしたり、意見交換ができたりと、社内が明るく活気ある雰囲気になってほしいなと思います。それが会社の業績につながればよりうれしいです。
また、取引先は全国各地にあるのですが、アクセスが良くなることで来社されるお客様も増えることを見込んでいます。新しいオフィスには、食事が取れる休憩スペースを設けたため、従業員はもちろん、お客様とも活用したいと考えています。空いたスペースに当社の商品を置いて、お客様と気軽にランチを楽しむといった使い方ができたらいいですね。
最後に改修を終えてのご感想をお聞かせください。
東様：非常に満足しています。大人な雰囲気でありつつ、若い方にも受け入れてもらえるオフィスになりました。
淵本様：率直にうれしかったですね。オフィスの様子は、図面や施工中もその都度見せてもらっていましたが、家具が配置された完成形を見ると「いいやんか」と（笑）。実感も湧きました。来年、新卒社員が入社してきますが、これから従業員が増えていく予定です。この場所が私たちにとって『第２創業』としての、新たなスタート地点になれたらうれしいです。
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