「ナチュラルな空間にしたい」明るく風通しの良いオープンオフィス

   
「ナチュラルな空間にしたい」明るく風通しの良いオープンオフィス

イメージからオフィスづくりを考える

オフィスづくりをする時、最も大切なことはレイアウト設計とオフィスデザインです。 新しいオフィスに「労働生産性」を高めることを求めるならば、無駄を省き、効率的に働ける動線を意識したレイアウト設計を行います。また、「快適性」を求めるならば、そこで働く人々が気持ち良く働けるオフィスデザインを施します。オフィスづくりを考える時、「生産性を上げるために設計された機能的なオフィス」と「居心地が良く、ここで働きたいと感じるオフィス」という二つの視点からアプローチしてみてはいかがでしょうか。

前者は、人の行動パターンや業務フローといった機能面からレイアウト設計を行い、それに適した家具を配置して効率的に働ける環境の構築を目的とします。後者は、「どういうオフィスで働きたいか」といった人の心理にデザイン面から訴求して働きやすい環境の構築を目的とします。これは、コンセプトからオフィスデザインをイメージし具現化することで、社員が一体化し、社員の向上心を高める効果が狙いです。今回は、後者のデザイン面からのアプローチ方法となる「イメージからのオフィスづくり」について考えてみたいと思います。貴社のつくりたいオフィスが少しだけ具体的にイメージできれば幸いです。

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ナチュラルのイメージを例に考える

新しいオフィスやリニューアルの検討を始める時、「こんな雰囲気のオフィスにしたい」という漠然としたイメージを持たれていると思いますが、まだ具体的なイメージになっていない状態だと思います。イメージを表現する時に用いられるカテゴリーには、カジュアル・ポップ・シック・スタイリッシュ・アーバン・モダン・トラディショナルと様々ありますが、今回は、人気テイストの代表格である“ナチュラルテイスト”を例にイメージを具体化していく方法を一緒に考えていきたいと思います。

「ナチュラル」と一言で言っても、人それぞれ連想するイメージは違います。naturalには「天然の」「自然のままの」という意味があり、木目の素材、もしくは木材を大きな面積で使っていると「ナチュラル」というイメージが浮かぶ人が多いようです。よって、今回は木目素材を床、壁、家具などに使うことを「ナチュラル」と定義したいと思います。

クールなハード系?暖かみのあるソフト系?

ナチュラルテイストと一言で表現してもイメージはひとつではありません。ここでは、スケールを使ってナチュラルテイストのイメージを分類していきます。分類方法は、ソフト(Soft)とハード(Hard)、ワーム(Warm)とクール(Cool)の二軸で分類します。イメージしているオフィスが二軸のどちらに寄っているかを分類できるために漠然としたイメージを整理できる優れたツールです。 例えば、貴社が「明るく風通しの良いオープンオフィス」というコンセプトを持っていたとします。その場合、ハード(Hard)/クール(Cool)軸よりソフト(Soft)/ワーム(Warm)軸の方がイメージに近いのではないでしょうか。このように、貴社がイメージするナチュラルテイストがどちらの軸に近いのかを分類してみると漠然としたイメージが具体的になっていきます。

イメージスケール

イメージを具体化にするためにできること

ご紹介したようにスケールを利用して、イメージしているオフィスがどちらの軸に近いのかを考えることは、イメージを具体化する方法のひとつですが、インターネットや雑誌、最近ではインスタグラムにも国内だけでなく、海外のオフィスの写真が投稿されています。そのようなツールを使ってイメージを具体化していく方法も良い方法です。もし、分からなくなった時は貴社のオフィスをつくる上でのコンセプトやテーマを振り返ってみてください。まだ決まっていないのであれば、コンセプトを考えた後にスケールによる分類をすると、どんなオフィスデザインにすべきかが見えてきます。また、オフィスプランナーに伝える時に具体的なイメージがあるとイメージの共有ができますのでスムーズな話し合いができます。自分たちが快適に働けるオフィス環境をつくるのですから、社員の方々とイメージを出し合ってみると、オフィスへの愛着もより一層増すのではないでしょうか。

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