オフィスの床材には、「フロアタイル」「自然素材(木や石)」などが使われますが、もっとも一般的なのが「タイルカーペット」です。種類やカラーが豊富で自社オフィスの雰囲気に合わせたデザインをすることができます。
今回は、オフィスとの親和性が高い理由や豊富なデザイン性、家庭で使用するカーペットと異なる点など、タイルカーペットの秘密に迫ります。
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タイルカーペットとは、自由自在にカットできるオフィスに最適な正方形のカーペットのこと
タイルカーペットとは、50cm×50cm(一部40cm×40cm)にカットされた正方形のカーペットです。ほつれが出にくい縫製で自由にカットできるために、サイズ調整が簡単にできるのが特徴です。間取りに合わせて使えるので、多くのオフィスで採用されています。柄やパターンが豊富で、組み合わせることにより無限大といえるほどのデザインやパターンを表現できます。
フロアによって、カラーやデザインの異なるタイルカーペットを組み合わせることによって、パーテーションを使わなくても、オフィス空間を分けることが可能です。
東リウェブサイトからの引用
なぜオフィスではタイルカーペットをよく使うの?
オフィス空間では、多くの人間が出入りするため、歩行による磨耗やヘタリなどを考慮する必要があります。
タイルカーペットは、オフィスだけではなくホテルや公共施設など多目的な空間に使用できるように考えられた内装材で数多くの特徴を持ちます。
- 柄やパターンが豊富にありデザインが無限大に可能
- 自由にカットできるため、現場合わせでサイズ調整がしやすい
- 自由にカットできるため、床配線などの際に配線穴などの加工がしやすい(OAフロアとの親和性が高い)
- ほつれにくく、防汚性、耐摩耗性、耐歩行性に優れ、不特定多数が出入りする箇所に適している
- 汚れや破損が出た場合でも該当箇所のみ貼替えができる
- クッション性があり防音効果が期待できる
このようにタイルカーペットは、オフィスの床材として最も適している内装材です。
▶ 様々な空間に合わせた、タイルカーペットはこちらで紹介しています。
合わせてご覧ください。
タイルカーペットは、OAフロアを設置する際に便利
オフィスには、PCやプリンターといったオフィス機器の配線を収納するOAフロアと呼ばれる二重床があります。
タイルカーペットであれば、必要な時にカーペットを剥がして、配線にアクセスをすることができます。社員が増える際などにこういった作業が必要ですので、できるだけ剥がすのが簡単なタイルカーペットがおすすめです。
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- OAフロアを使用すると、床上がフラットとなりタイルカーペットのデザインも映えます。
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- 配線モールを使用すると、床上に配線モールが露出し歩行の妨げになることがあります。
タイルカーペットのデザイン
タイルカーペットはメーカーやシリーズが数多く存在します。また、貼り方も市松張り、流し張りを始めとして数パターンあり、貼り方によっても大きく見た目を変えることができます。
- 市松貼り:隣り合うタイルカーペットとは、向きを変えて貼る方法
- 流し貼り:隣り合うタイルカーペットと、向きを揃えて貼る方法
豊富な組み合わせと貼り方の違いにより、無限大といえるほどのデザインやパターンを生み出せるのが特徴です。最近では、印刷技術の発達によりオリジナルのタイルカーペットも製作でき、会社のロゴを使用したタイルカーペットなどを作ることもできます。
選び方のポイントとしては、タイルの色とオフィスの天井や壁・床と色合いを合わせることで、まとまった印象になります。
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- 市松張り。タイルカーペットで一番オーソドックスな貼り方。
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- 流し張り。パターン柄などデザイン性が高いタイルカーペットなどに適用する貼り方。
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- 豊富なデザインと貼り方により無限大のデザインが可能。
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- 印刷技術の発達によりオリジナルデザインも可能。
タイルカーペットと家庭用カーペットの違い
タイルカーペットと家庭用カーペットの一番の違いは「肌触り」です。
タイルカーペットは土足歩行を前提としているため、硬く肌触りもあまりよくありません。
反対に、家庭用カーペットは素足で触れることを前提としているため、柔らかく肌触りが良いロールカーペットを使用することが多く、カーペット固定(グリッパー工法)や置敷タイプが主流です。
もちろん、タイルカーペットを家庭でも使用できますが、その硬さや肌触りが家庭用と異なること、場合によっては追加部材(見切り、コーナー材)が必要なことも考慮しておきましょう。
まとめ|タイルカーペットでオフィスのデザインにバリエーションが生まれる
私たちの身近にあるタイルカーペット。
なぜオフィスの床材としてよく使われているのかを考えてみました。
OAフロアとタイルカーペットを併用すると、オフィスに求められる機能性とデザイン性を両立させることができます。
また、床の面積は大きく、人の目に入る割合も高いので、整然としたデザイン性のあるオフィス空間を実現するためにもタイルカーペットは便利な床材です。
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