SPECIAL INTERVIEW vol.36
日本臨床栄養代謝学会 理事長 比企 直樹 様|オフィスデザイン・レイアウト事例
透明性を重視した明るいオフィス構築。2万人の学会員を抱える医療系事務局の新しい試み
担当営業:R. Matsuoka / H. Shinoduka
事業内容をお聞かせください
日本臨床栄養代謝学会の事務局として、医療系職種における栄養と代謝に関するセミナーや、学会誌の発行といった学術活動を行っています。
オフィスコムに依頼したきっかけや経緯を教えてください
これまで利用してきた事務所が狭く、十分なスペースが確保できでいない状況でした。COVID-19への対策がオフィスレベルで求められる昨今、医療系学会を運営する組織としてそれはどうなのか、という自省がオフィスリニューアルのきっかけです。オフィスコムさんに依頼した経緯は、建築に詳しい事務員が自ら図面を引いて具体的なアイディアを持っていたのですが、それに対して最も良い提案をしてくれたのが背景としてあります。
今回のオフィスづくりで意識したことやこだわった点はありますか?
こだわったのは透明性です。
居室内を明るくするため、もともとの濃いグレーのカーペットをホワイトに近いタイプに変えました。オフィス家具についても白木のような明るめの色に統一しています。会議室もガラス張りのような透明の素材を使って、外側からも見える構造にしてもらいました。また広く、明るい空間を保つために、デスク間を遮るパーテーションを用いず、個人の机も固定しないフリーアドレスに変更する予定です。
移動の自由度を高めることで、勤務する事務員も意見の交換やコミュニケーションがとりやすくなるでしょうし、上司の机や専用の部屋も撤廃することで、ボーダーレスな組織づくりを目指すことができると考えています。
また今回のリニューアルを機にオフィスカジュアルを導入するなど、いろいろな面で明るい組織づくりを目指していきたいですね。
苦労した点や反省点などはありますか?
とくに反省点はありません。
当学会は2万人を超える学会員がおり、セミナー、認定資格、学会などを運営しているため、組織としての透明性が重要されます。また学会員や理事の方も当事務局を訪れたり、ホームページをご覧になられたりすることもありますので、今回のリニューアルは非常にプラスになると考えています。
改修を終えてのご感想をお聞かせください
想像通りのものを作ってくれました。いままでとは劇的に変わったのではないかなと思います。このオフィスは中央通りという日本のメインストリート沿いにあるにもかかわらず、非常に静かで防音も完璧です。
しかし一度窓を開ければ車のエンジン音や、通りを歩く人々の喧騒が聞こえてきますから、日本の中心を見渡せるような感覚にもなりますね。この空間にとても満足感があり、完璧な出来栄えだと思います。
従業員や取引先の方からのご感想等はありますか
まだ引っ越し前ですので、利用してみての感想を聞くことはできませんが、写真を見せただけでものすごいやる気がわいてくるとみなさんいっています。いままでの居室内が狭かったので、11名でこの広いスペースを使うとなると、最初は慣れないかもしれませんね。
オフィスコムに依頼してよかった点を教えてください
こちらが想像したものをそのまま形にしてくれたことです。「透明性」という外せないテーマを軸に、会議室、待合室や、受付・玄関スペースの設置、植木を適宜配置して緑を入れたり、デッキや休憩スペースを作ったりなど、機能性に富んだオフィスに仕上げていただきました。透明性のある組織をアピールでき、事務局の使用率も上がってくると思います。
金額面やオフィスコムの担当者とのやりとりについて率直なご意見をお聞かせください。
複数社検討した中で、レスポンスの早さもそうですが、わがままを聞いてくれる懐の深さ、それに提案力が違っていました。 また金額も他社の3分の1以下の金額でしたので、その点についても非常に驚いています。工事自体も1カ月程度とスピーディで、急ピッチで仕上げていただきました。家具が入って完成が近づくたびに楽しみが増していきましたね。
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